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土壌汚染の報道

もう3日前になるが、25日、文部科学省が福島県内各地の放射能の測定結果を公表している。私が読んだ記事は24時間の積算値が年間線量限度の1mSvを超える地点があったことや、基準を超える値を示す水があったことが記されていたが、他の記事によると土壌も検査していたようだ。
発表された放射性セシウムやヨウ素の数値はなぜかkgあたりの数値となっていて、京都大学の今中哲二氏がこの数字をもとに土壌汚染で重視される放射性セシウムの値を通常用いられるm2あたりの数値に換算し、チェルノブイリのケースと比較している。
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/iitate_imanaka_estimate20110325.htm

文部科学省の土壌の採取方法は不明として、サンプル土壌を厚さ2cmにまいて戻したと仮定して計算している。あとは私たち農家の土壌分析をする時の(どんぶり?)仮定と同じで、土壌の重さを1000kg/m3(比重:1)と仮定して、m2あたりの放射能に換算した。結果、チェルノブイリの時の永久に戻ってこれない強制移住措置がとられた数値の6倍だとした。
この数字を聞いて、この土地に関わる人々の気持ちはどんなものだろうか・・・。なんとも申し上げようがない。

さて、文科省は土壌をどのようにサンプリングしたのだろうか。今中氏の推定のように表面をすくいとった可能性が一番高いだろう。しかし、もし深さ1cmだとしたらm2あたりの放射能値は1/2になる可能性はあり、10cmだとしたら5倍になるかもしれない。ホントのところを知っているのは文科省だけだ。

責任ある立場の人たちがなぜこんなあやふやな発表ばかりしているのだろうか。あやふやだったら、悪いほうへ勘ぐりたくなるのが普通なのだ。その社会的リスクに対してあまりに、あまりに鈍感だ。

また、今中氏は飯館村のヨウ素の値から早急に住民を避難させるべきだと語っている。飯館村は23日のSPEEDIの中途半端な発表でも注意せざるを得ない地域だ。

今や原子力資料情報室の会見の顔ともなっている崎山比早子氏がいる高木学校のサイトでも、このSPEEDIの件で警告を発している。
http://takasas.main.jp/

一方与党の幹事長は、食品の放射能暫定基準値について「厳格さを求めすぎで風評被害につながる」と発言しているらしい。
http://www.asahi.com/politics/update/0327/TKY201103270127.html

厳格で客観的な公表と、「ただちに~」という紋切り型の説明ではない、リスクを含めた数値の解釈の仕方の誠実で丁寧な説明がないことこそが、風評被害を生み、マグマをため込ませるのだ。

当局の人たちは、普通の人をこども扱いするのをやめてほしい。それはそのままあなた達にかえっていく。
しかし、自戒を込めていえば、私たちは彼らをこども扱いするべきではないはずだ。それはそのまま私たちに帰ってくる。

なんか、こんなACのコマーシャル、いっぱい流れていたような・・・(^^)
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Re: No title
> あえて名前は伏せますが、わかると思います。
わっかりましたぁ。少し時間がかかりましたが・・・。ご要望の件、了解であります。
> 管さんにメールするところは、さすがですね!
あの長さじゃ、多分ゴミ箱直行でしょう^^;
命に係わる情報の目詰まり、なんとかする方法はないのかなぁ。人間不信がベースにある、のだろうなぁ。
No title
情報の目詰まり。
そうですね。これは情報を受ける側にも問題があるのでは?と思います。

今はとにかく何でも開示する時代。
しかし、その情報は瞬く間に広がってもいくすごい時代。

でも、伝える人間の感覚は時として伝言ゲームのようだったり。
伝えるべく内容がなかったり、どうでもいいことがついていたり、
はたまた自分の思い込みだったり。

この情報時代に、それに上手にフィルターかけて
目詰まりなくすのは、受け手の技量が試されていると思います。

ってそんな場合ではないですけどね。

情報の選択だけで精一杯。
結局、いくつかの自分が受け入れやすい情報に偏って
しまっている気がする。
そんな気がします。
Re: No title
> 目詰まりなくすのは、受け手の技量が試されていると思います。
たしかにそういう面はあるだろうね。

しかし、情報はいろんな顔があると思う。面白い噂話、ちょっとブラックティストがあればより楽しめる、世間を舞って、渦になることを楽しむ情報。まじめくさって大上段に構えていても、そのことが明らかな情報も多いよね。
普段、メディアを通して受け取る情報のほとんどは、多分だけどその種のもの。行き過ぎて、魔女狩りまがいになることもしばしばで、もう少しなぁ、と思うことも多い。でも、その種の情報遊び(?)はそれはそれで必要なもので、ある種の節度がある限り、それを突っ込み過ぎれば「無粋」ということになるんでしょう。あたしは無粋によくなっちゃってるようですが・・・。

そんな平和なときの中でも、ときどき、エマージェンシーはある。普段おちゃらけたお父さんでも、いざ家族が危ない場面になったら、真剣になるんじゃないだろうか。その時までおちゃらけていたら、見離されることになる。
そういう時におちゃらける、ということは逃げる、ということだね。
ホントに危ないとき、どうするかはお父さんの人間としての誠実さに関わってくると思う。誠実な気迫が伝われば、相手もわかるものじゃないだろうか。
お尻に火がついているのにお父さんがまだおちゃらけている場合、周りのおとなが、誠実な気迫をもって、お父さんに伝えることが有効なんじゃないだろうか。問題はどう伝えるかだ。たたいているだけじゃあだめな気がするんだよね。(ちなみにこれはあくまでアナロジー。市民・国民がこども、政府がおとうちゃんというわけじゃぁない。けっして。)
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rainfrog23

Author:rainfrog23
就農15年目、群馬県高崎市の野菜農家のおやじ。30代までは都心に勤めるサラリーマンだった。生き物がたくさんいる環境での仕事を望み百姓志願。農園の名前、みずき彩菜(さいさい)です。

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