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先日の記事で間違いがあること判明!

ココが間違ってました!
> 1.まず原発から30km圏を超える地域で100mSv以上の被曝。μSvではなくmSV!さらっと載
>せてる。
> 国際放射線防護委員会による一般人の線量限度は1年間で1mSvなので、それの100倍を約
>12日間であびることになる。
> 屋外条件なので屋内ならば1/4~1/10になるとのことだが、それでも10倍から25倍。
> これでなんで避難区域を拡げない方針なのか?まったくもってわからん。

「線量限度」、これは上記のとおり国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告値。

しかし人間への影響を考えた放射線の数値はいろいろあるようだ。
今回、原子力安全委員会が発表したSPEEDIの数値は「等価線量(線量当量)」というやつ。
これはGy(グレイ)という単位で表される「吸収線量」にα線、β線、γ線や中性子線といった放射線の種類によって異なる人間への影響程度を考えていじった数値。具体的にはα線に20、β線やγ線に1をかけたりして出した数値だ。

それとは別に「実効線量(実効線量当量)」というのもある。これは人間の各臓器や組織ごとがあびた(前記)等価線量に、これまた臓器・組織ごとにきめられた0.1とか0.2とかの数字(組織荷重係数・・・というらしい、人間ひとり分全部足せば1.0になる)をかけて、その上にすべての臓器と組織のそれを足して人間全体の被曝量としちゃう数値。各臓器・組織が等しい等価線量を浴びれば、等価線量=実効線量だが、普通はそうではないらしい。ICRPの勧告値の1mSvというのはこの実効線量のことだ。

実はどれも各種前提条件を設定して便宜的に算出するらしい。なぜならば、外部被曝はともかく、内部被ばくを計算するには、人間体内の各所の放射性物質の種類・位置・量を把握することが必要なはずだけど、それは事実上難しいからだ。
たとえば実効線量では放射性核種の量(Bq)ごとに、肺で吸い込むか、食べ物で摂取するかによって決められた実効線量係数をかけて算出する。
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/j_senkeisu.html


私が記事で引用したのはSPEEDIの試算での1歳児の甲状腺における被曝量だが、これは「等価線量」の数値。
甲状腺の組織荷重係数は入手した資料では0.05になっているので、甲状腺限定で被曝した「実効線量」はシミュレーション最低値で100mSv×0.05=5mSvとなる。
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/s_kajyu.html

したがって
> 屋外条件なので屋内ならば1/4~1/10になるとのことだが、それでも10倍から25倍。

ということは一概にいえない。「甲状腺だけの数値」で言えば屋外で5倍、屋内ならばICRP実効線量限度の0.5倍から1.2倍というところだ。

しかしこれはあくまで「甲状腺が被曝」した推定値であって、全身の被曝の目安である実効線量については原子力委員会はノーコメントである。ICRP勧告の線量限度1mSVに比べてどのくらい高いかは今回の発表では判らないのだ。
なお、日本の原子力安全員会が定めている防災対策指標では「被曝線量が10mSv以上と予測される場合」が屋内退避、「50mSv以上と予測される場合」がコンクリート住宅への退避か避難が相当とされる。
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Author:rainfrog23
就農15年目、群馬県高崎市の野菜農家のおやじ。30代までは都心に勤めるサラリーマンだった。生き物がたくさんいる環境での仕事を望み百姓志願。農園の名前、みずき彩菜(さいさい)です。

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