HOME   »  スポンサー広告  »  スポンサーサイト   »  地震・原発  »  緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の試算

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の試算

すでに報道されているようだけど・・・。
http://www.nsc.go.jp/info/110323_top_siryo.pdf

出した勇気には敬意を表す、だが、そもそも今回のような緊急事態のためのシステムのようなので、いずれ出さないと「仕分け」されちゃうのかも?

数値の前提は以下の通りのようですね。
期間:原発事故翌日12日の朝6:00から23日夜12:00までの積算値
対象:期間中に1歳児がとりこんだ放射性ヨウ素による甲状腺の被曝線量の合計値
条件:常時屋外にいた場合
3月20日から陸向きの風向となったため、大気中の放射性核種の濃度が測定でき、限定的ながら放出源情報を推定できたという。報道によれば今回の事故で実際に放出されている放射線量は不明なため、もっとも厳しい条件を仮定したとされるが、まったく根拠のない仮定ではないはず。
1歳児の外部からの被曝を除いた内部被曝のうちヨウ素による甲状腺の被曝だけをシミュレーションしたもの。

なにしろ驚くべき発表。驚いたのは主に次の3点。

1.まず原発から30km圏を超える地域で100mSv以上の被曝。μSvではなくmSV!さらっと載せてる。
国際放射線防護委員会による一般人の線量限度は1年間で1mSvなので、それの100倍を約12日間であびることになる。
屋外条件なので屋内ならば1/4~1/10になるとのことだが、それでも10倍から25倍。
これでなんで避難区域を拡げない方針なのか?まったくもってわからん。
2.シミュレーションが100mSv以上だけなのはどうしてなのか。安全側の確認のために1mSv以下は必須のはず。どういうわけか?
3.「過去、屋内にいても線量限度を超えてましたけど、あくまで試算ですのでご心配なく」ではなくひとりひとりが被害を未然に防ぐための短期的将来の予測をなぜ出さないのか?

あくまで「普通」に考えればだけど、1mSv以下のラインはかなり拡がっている可能性が高いかも。短期的将来については情報がなかったり、中途半端だったらむしろいくらでも悪く考えられる。

こうしたシミュレーションはたくさんの仮定から成り立っていて、不確実性が多いことはたしかに事実。しかし、ことは今現在の命に係わる問題であり、将来世代の命にまでも関わる問題。
予測される不確実な情報のために社会的な混乱が起きるリスクは確かにあるだろう。だが、命と将来世代にかかわる極めて重大なリスクに関係する不確実な予測を、社会的な混乱を回避できる言葉で語ることは誰にもできないのだろうか?語らない、ということは将来の大混乱のエネルギーを数割増しでためることなのではないのか?

将来予測とその間違うかもしれない確率、今後シミュレーションのタイムスケジュール、安全率の見方等々、気持ちをつくして語ること、なんとかできないのだろうか。



スポンサーサイト
Comment
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

rainfrog23

Author:rainfrog23
就農15年目、群馬県高崎市の野菜農家のおやじ。30代までは都心に勤めるサラリーマンだった。生き物がたくさんいる環境での仕事を望み百姓志願。農園の名前、みずき彩菜(さいさい)です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。